おすすめの育毛本「髪が増える術」の紹介
今回はオススメの育毛本を紹介してみたいと思います。
「髪が増える術」は薬を飲むでもなく、日常生活の中で出来る育毛という事でかなり参考になる部分があると思いました。
育毛は市販の育毛剤をせっせと振りかけるだけではダメでまずは土台となる頭皮環境を良くする事。
そして、体の内側からのアプローチも大事だということです。
育毛剤を使っていても、なかなか薄毛が治らないという方はぜひ読んで頂きたい一冊だと
思います。
体の外側からのアプローチ
オイルパックで頭皮環境を整える
まず大事なのは頭皮環境を整える事。
これはシャンプーの時にゴシゴシと一生懸命洗うということではありません。
逆に洗い過ぎると余分な皮脂が分泌され悪循環になってしまうらしいのです。
落とすべきは「過酸化脂質」。
「過酸化脂質」とは皮脂が分泌されてから時間が経つとともに酸化したものだそうです。
これを落とすためには、オイルパックが良いという事なんですね!
油は油で落とせ!という事です。
↑こちらは著者の方が開発された育毛専用オイル「プーラスカルプオイル」です。
塩素除去のシャワーヘッドを使用する
これはまさに目からうろこな情報です。
水道水が頭皮には悪影響があるそうで、そのため塩素除去のシャワーヘッドに交換するべきと著者はいっています。
塩素は頭皮にも頭髪にも吸収されてしまうそうなんですね。びっくりです!
そして、これは他の本にも書いてあった事なのですが育毛のためには頭皮は保湿が重要という事で、塩素を含んだ水道水では乾燥を誘発するらしいのです。
そのために塩素除去のシャワーヘッドを使ったほうが良いという事なんですね。納得。
シャンプーの成分
シャンプーの成分についてもこの本では細かく書かれています。
育毛シャンプーという趣旨が書いてあるシャンプーならいいんじゃないかなーと
思っていたんですが、どうもシャンプーの成分が重要だという事です。
シャンプーの成分は大きく分けて以下の通りです。
- 高級アルコール
- 石鹸
- アミノ酸
このうち、高級アルコールは合成の界面活性剤で洗浄力が強いそうです。
洗浄力が強いのはいいんですが、強すぎて良い常在菌まで取ってしまうそう。
ですので、使用するならば石鹸系かアミノ酸系のシャンプーが良いという事です。
ちなみに以下に良い成分、悪い成分をまとめてみました。
良い成分 | 良くない成分 |
---|---|
〇〇グルタミン | ラウリル硫酸〇〇 |
〇〇タウリン | ラウレス硫酸〇〇 |
〇〇アラニン | ラウリルベンゼンスルホン酸Na |
〇〇グリシン | オレフィン(C14-C16)スルホン酸 |
〇〇ベタイン | |
カリ石鹸素地 | |
ラウロイル〇〇 | |
ココイル〇〇 |
ちなみに僕が使用していたシャンプーはアンファーのスカルプDオーガニック5というシャンプーなんですが、成分表を確認してみたら、なんと!「ココイルメチルタウリンNa」と「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」という良い成分と良くない成分が両方表示されていました・・・
こういう場合はどうしたらよいんでしょうかね・・・?
僕が使用していたシャンプー↓
↑良い成分(ココイルメチルタウリンNa)と良くない成分(オレフィン(C14-16)スルホン酸Na)が両方入っている(*_*;
まあ、せっかく良い成分の事が分かったので、この本を読んでからはこの本の著者が出しているシャンプーを使っています。ぜんぜんゴワゴワせず、なかなか使い心地は良好です。
↑著者の方が開発されているシャンプー「プーラスカルプシャンプー」
粉シャンプー
粉シャンプーとは著者の方が提唱されている育毛効果の高いオリジナルのシャンプーです。
これはスーパーやネット通販で手に入るもので作ります。
材料は
- コーンスターチ(小さじ3=15ml) ※化粧品用(食用も可)
- ハトムギ粉(小さじ1=5ml) ※焙煎していないもの)
- 重曹(ひとつまみ。べたつきが気になる場合は多め) ※食用
これは1回の使用分です。
僕も使ってみたかったのですが、自分で作るのが面倒だったので、アマゾンで買いました。
↓こちらが、著者の方が開発された粉シャンプーです。原材料をみてみると
コーンスターチやハトムギ粉のほかにいろいろな育毛に良い成分が入っていて、日々開発を
されているみたいです。
スキマ時間の「深呼吸」で頭皮への血流をうながす
スキマ時間の深呼吸とは、ちょっとした隙間にできた時間で出来る深呼吸です。
深呼吸をすることによって、自律神経を整え、頭皮に血流を促すという事です。
やり方は4秒かけて鼻から息を吸い込み、6秒かけて口からゆっくりと息を吐きだします。
これを気分が落ち着くまで繰り返します。
さらに、右の鼻の穴をふさぎ、左の鼻でゆっくり息を吸い込みます。数秒、息を止めて、吸い込んだ時より長い時間をかけて息を吐きだします。
反対も同じようにします。
これを行うと、一酸化窒素という血管を拡張させる物質が多く生成されるという事です。
ぜひ試してみて下さい。
体の内側からのアプローチ
微量ミネラルの摂取
ミネラルとは内臓の働きや体内で起こる様々な反応をスムーズにするために欠かせない栄養素なんだそうです。
カルシウム、ナトリウムなどの1日に100mg以上摂取しなければならない「多量ミネラル」
そして、100mg以下で大丈夫な亜鉛、鉄などの「微量ミネラル」があるそうなのですが、
多量ミネラルはもちろん、育毛やアンチエイジングなどには「微量ミネラル」こそが欠かせないんだそう。
この微量ミネラルは、肉・魚などの動物性たんぱく質、海苔、わかめ、ひじきなどの海藻類や天然塩に多く含まれています。
忙しいくてこれらの食品をなかなか取れない人はサプリで補うというのも一つの手だと著者の方は言っています。
育毛のキモは腎臓
腎臓は血液を成分をコントロールしたり、血圧を調整し循環させる機能をになっているんだとか。
この腎臓がうまく働いていないと、血液を送る力が衰えて髪がやせ細ったりしてしまうという事なんですね。
なので、日頃から腎臓をいたわりましょう!という事なんですが、そのためにどうしたらよいかというと、
- 適度な水分補給
- 痛み止めなどの薬を習慣にしない
- 精製された食塩をとりすぎない
- 天然塩でミネラル補給
などです。
それから腎臓に良い食べ物も紹介されています。
腎臓に良い食べ物 | |
---|---|
木の実類 | クコの実・ナツメ・ざくろ・くるみなど |
黒い食べ物 | 黒豆・黒米・黒キグラゲ・黒ごま・海藻類 |
粘りや渋みのあるもの | 山芋・蓮の実・銀杏・牡蠣 |
温性のもの | エビ・ショウガ・ニラなど |
鹹味(塩辛い味) | 天然製法の塩・海苔・昆布・その他の海藻類 |
以上のようなものが「腎」の働きを高め、しいては髪の毛の健康をも促してくれるという事です。
こまめに水分補給
こまめに水分をとるというのは、そもそも体の健康のために実践されている方も少なくないと思うのですが、育毛にも効果的なんだそうです。
そもそも、人間の体の6割は水で出来ているそうで、体内をめぐる血液やリンパ液も主成分は水で、育毛に必要な栄養や酸素は水にのって運ばれるからという事なんですね。
そして、その水はなるべくミネラルウォーターからの補給がベスト。
一日のとる量の目安は最低でも1リットルで、なれていない人は500mlからでもよいというふうに言っています。
また、お腹を下しやすいかたは白湯もおすすめという事です。
まとめ
ということで、「髪が増える術」の内容を重要だと思ったところをざっと紹介してみました。
まとめますと
- 育毛剤ばかりを振りかけていては、髪は生えてこない。
- 汚れている頭皮をオイルパックできれいにする
- シャンプー+粉シャンプーで育毛を促進させる
- 塩素除去のシャワーヘッドを使用する
- 頭皮マッサージで血流促進
- 肌と同じで頭皮も保湿が重要
- バランスの良い食事
- なるべく加工食品は摂取しない
- 調味料を天然由来のものにする
- 育毛には腎臓が重要で腎臓に良い食べ物をバランスよくとる
このような事が重要になってくるかなと思います。
ちなみに本のなかには、今回紹介していないその他多くの事も書かれていますので、薄毛が気になっている、髪をもっと太くしたいという方はぜひ手に取って一度、読んでみるといいかもしません。
では、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。