【至高の鉄フライパン哲】を購入した3つの理由
こんにちは!ヨンゴです!
今回は鉄製のフライパンを購入してみたので商品レビューをしてみたいと思います。
僕はこれまでフライパンはずっとテフロン加工のごくごく普通のフライパンを使っていました。
しかし、テフロン加工のフライパンは普通に使用している分には何の問題もないのですが、テフロン加工が取れてくると、途端に料理が焦げ付いたり引っ付き始めます。しかも、最近PFASといったフッ素樹脂の有害性の事を耳にします。
そういった事で鉄のフライパンが欲しいなーと常々思っていました。
しかしながら、鉄製のフライパンは何かと手入れが大変という事も分かっていました。
そんなこんなで鉄フライパンを買うのを迷っていたときに知ったのが、今回の至高の鉄フライパン哲なのです!
値段は若干高いのですが、一生物と考えれば全然安いのかなと思います。
そしてこの鉄フライパンはプロ料理人の辻哲弥さんという方がプロデュースされています。
設計の段階からプロの料理人、辻哲弥さんの考え方が反映されているので、間違いはないかなと思います。
↓柄の部分には焼き印があり高級感が増します。
それでは、この鉄フライパンを購入した大きな理由3つと実際に使用してみての感想、そしてメリット、デメリットなんかも書いてみました。
早速いってみましょう!
鉄フライパン哲を購入した3つの理由
1.油ならし不要(シーズニング不要)
油ならし不要(シーズニング不要)
まず1番は油ならし不要という点です。
鉄フライパンを購入しようとは思っていましたが空焚きや、この油ならしという作業がちょっと面倒だな~と思っていました。
ちなみに油ならしとはシーズニングとも言って、フライパンの表面にうすい油膜を作り出し、その上で熱を加えて油を焼き付けます。そうすることによって、フライパンを焦げ付きにくくしたり、錆びさせないといった効果がでるのです。
この鉄フライパンはハードテンパー加工が施してあります。
ハードテンパー加工とは、本体を一つ一つ約700℃で焼き入れ、その後油に浸すことにより初めの状態から油が馴染んだものです。職人たちの手によって前もってこの油ならしの作業をしてくれているのです。
2.うすくて軽い
うすくて軽い!
2番目は軽いという事です。
「鉄フライパンは重い」と聞いていたので、以前東急ハンズへ行って実際に鉄フライパンを見てきた事があります。
そこで実際に手に持ってみたところ、想像以上に重かったのです(;^_^A
中には比較的、軽い鉄フライパンもありましたが、あまり納得のいくものではありませんでした。
それに比べてこの鉄フライパン哲は底面は厚いですが、側面のへら絞り加工というものがなされているので、軽いのも納得できます。
3.熟練の職人による加工
熟練の職人による加工
この鉄フライパンは一つ一つが熟練した職人の手作業によるものです。
側面のへら絞り加工など、一つ一つの工程が高度な技術と経験が必要です。
そんな職人たちが丹精こめてつく出すのがこの鉄フライパンなのです。
スペック
今回購入した鉄フライパンのスペックは下のような感じです。
サイズ | 径26センチ×幅47センチ×高さ10.5センチ深さ5.5センチ |
満水容量 | 2.2リットル |
重さ | 約965g |
底面厚 | 底の板厚1.6ミリ |
側面厚 | 側面の板厚1.2~1.4ミリ |
取手の長さ | 22センチ |
素材 | 普通鋼板 |
表面加工 | ハードテンパー加工 |
側面加工 | へら絞り加工 |
熱源 | 全ての熱源に対応 |
シーズニング(油ならし) | 不要 |
説明書 | あり |
2年保証 | あり(ライン登録必要) |
今回購入したものは外径26センチの物です。
他に20センチ、28センチの全部で3種類あります。
その他、上位シリーズの鉄分99.9%の究極の鉄フライパンというシリーズもあります。
これはかなりの高級品で26センチのサイズだと39,800円します。
実際の使い勝手
まずはチャーハンを作ってみました。
お肉を焼くときもまったく引っ付かず、スムーズに出来ました。
ただ、卵を炒めるときは若干、フライパンにくっつきましたが、料理にはほとんど影響ない程度かなと思います。
ただ、気になったのは、持ち手が細いので、ちょっと持ちにくいというのがあるのかもしれません。
それと調理をしていると取っての部分がちょっと熱くなってしまうという事もあります。
そういう時はふきんやハンドタオルを巻けば問題ないかと思います。
ただフキンでは使いにくいといった方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は取ってに付ける専用コルクも売っていますので、それを使用するのがいいかなと思います。
↓下の写真が専用コルクです。
値段は4,400円です。ちょっと高めかも(;^_^A
↓出来上がったチャーハンです。なかなか美味しくできました(^.^)
メリット
この鉄製フライパンのメリットを書いてみます。
①鉄製なのでフッ素樹脂などの科学物質の心配がない
最近、話題になっている化学物質のPFAS。
PFASは洋服やテフロン加工のフライパンに使われているフッ素樹脂などの化学物質の総称だそうですが、鉄のフライパンでしかも無塗装なので、そういった心配は無用だと思います。
逆に鉄分が取れるといったメリットがあります。
②鉄フライパンなのでうまく使えば一生物
これは大きいんじゃないでしょうか??
テフロン加工やその他のものはテフロンなどがはがれてしまうと、フライパンの機能は無くしてしまうといっても過言ではないと思いますが、鉄製のフライパンはうまく使っていけば一生物です!
③シーズニングの必要がない
これは先ほども述べましたが、通常、鉄のフライパンは油ならしと言われるシーズニングという作業をしなければなりませんがこの鉄フライパンは、それを省く事ができます。
なので、購入したらさっと洗うだけで調理をすることができます。
④鉄なので、伝導率がよく素早く料理に熱が通る
ステーキ料理やお肉など、鉄のフライパンだと熱が伝わりやすいので、サッと料理ができます。
熱伝導率の大切さをこのフライパンをプロデュースされた辻シェフもおっしゃっています。
⑤他の鉄製フライパンに比べて軽い
今回の鉄製フライパンを購入する前に、東急ハンズに行って、実際の鉄フライパンはどんなもんかな?と疑問に思ったので、実際に見てきました。
いくつか種類があったんですが、中にはすっごく重いものもあり、あれでは料理と同時に腕の筋トレをしているようなものだなと思いました(;^_^A
この鉄製のフライパンは他のフライパンと比べると圧倒的に軽いというのが特徴の一つかと思います。
ただ、ひとつ注意点としては片手でフライパンを振るとちょっと重たく感じるかもしれません。
それと、テフロン加工のフライパンと比べてもちょっと重いかもしれません。
デメリット
デメリットも素直に書いてみます。
①値段が高い
一般的な鉄製ではないフライパンは安ければ千円台くらいから売ってると思いますが、この鉄フライパンは一番安い20センチのものでも9,800円します。
今回僕が購入したものは外径が26センチの大きさで12,800円します。
正直高いとは思いましたが、熟練の職人さんが作製していたり、シーズニング不要で一生物だと考えれば安い買い物なのかなと思いました。
②取ってが細いので、場合によっては持ちにくいかも
このフライパンは取ってが細いのでフライパンを振る時は若干そのままでは振りづらいかもしれません。
なので、専用のコルクを一緒に購入するか、フキンなどで持った方が良いかもしれません。
③シーズニング不要だからと言ってまったく手入れが不要というわけではない
この商品の売りの一つに購入後シーズニング不要なのですぐに使えるというのがありました。
しかしながら、テフロン加工のフライパンのようにまったく手入れ不要かというと、必ずしもそうではありません。
購入してから最初のうちは油返しと言って使用後洗った後に、少し温めて油を少量なじませるといった事が必要です。ただこれも、使い込んでいくうちに、フライパンが黒くなり始めたら不要です。
説明書にも書いてありますので、僕のような鉄フライパン初心者の方にも安心です。
この商品をオススメする人
フライパンなんてどんなのでもいいよ!っていう方には正直オススメできないかもしれません。
こだわりがあって、いいものと付き合って行きたい!という方にはピッタリの商品だと思います。
良い物を長く使いたい!という方にはオススメ!
手に入れる方法&同じ品質で安く購入したい方
この鉄フライパンはアマゾンでも購入可能です。
アマゾンで購入する場合、11月下旬のブラックフライデーやブラックフライデー期間が終了しても少しの間安くなっている時期がありますのでもし時間に余裕がある方はそういうのを狙ってみるのも良いかもしれません。
このフライパンは1万円超えとわりと高級なフライパンですが、実は「辻哲弥プロデュース」という文言が抜けるだけで安く買えます。
アマゾンでは、「辻哲弥プロデュース」という商品と、単に「藤田金属 フライパン鉄製」と謳って、売られています。
「辻哲弥プロデュース」と藤田金属のフライパンは本体は同じなので
辻哲弥さんというブランドにこだわらなければ、藤田金属のフライパンを
買ったほうが安い!
メーカーに問い合わせてみたところ、違いは持ち手等がオリジナルになるようで、本体は同じ仕様のようです。実際のメールの回答です↓
という事で辻敦哉さんプロデュースのフライパンはこちらから購入できます↓
少しでも安く購入したいという方はこちら↓
まとめ
以上、至高の鉄フライパン哲について書いてきました。
簡単にまとめると
・ミシュランシェフ辻哲弥氏プロデュースのフライパン
・シーズニング不要なので購入後すぐ使用可能(ハードテンパー加工済み)
・鉄フライパンなのに軽量
・熟練の職人によっての手作業で作られている
・素材が鉄なのでうまく付き合えば一生物
といったところですね。
興味のある方はぜひ購入して使ってみてはいかがでしょうか?
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
ではよい料理ライフを!!